エマの全力テキトー育児奮闘記

3児の育児に奮闘するエマの日常

子宮全摘~手術前日から当日~

円錐切除の創部が治ってから全摘手術、という事で、全摘は2020年5月末に決まりました。


コロナの影響で子供たちも休み、夫も仕事が休みやすくなっていたのでそこに合わせてって感じです。


子宮全摘を決めてから週1で病院へ行っていたのですが、

何度も何度も本当に取っていいのか確認されましたヨ。

当日にやっぱりやめる!でもいいんだからね!?と。


ただ、癌は遺伝しないとは聞くものの、祖父が癌で何度も手術したりしているのを見ていたので...

(今めっちゃ元気です。80歳。)


そういう不安も含め、子供たちもまだ小さいし、不安は取り除いておきたいので気持ちは変わらず。


今回は5日ほど入院する予定で、手術の前日に入院しました。



は同意書はこんな感じでφ(..)メモメモ


前日はこれといってなにもなかったので当日のお話へ。


また飲食禁止ですよ。

地獄ですよ。


しかも!!


手術室の前へ行くと、なにやらご飯系のいい匂いが...


エマ「美味しそうなにおいする〜!お腹すいた〜!」


看護師さん「休憩室が近いからね〜。術後はそんな事言ってられないよ〜(笑)」


言える自信がある。

フラグ...?


今回は全身麻酔なので、まずは腕から薬を。

血管が痛む?神経にくる?薬なんだとかで、少しチクッとしましたが全然問題ない。


看護師さんがやたら顔覗いて話しかけてくるから一生懸命答えようとしてねばったものの、麻酔の力に叶わず即⊂⌒っ*-ω-)っZzz...


肩を叩かれて目覚め、

口の中に入っていたチューブを抜かれました。


これは少し痛かった...。

でも、やべ〜初体験だ!

テレビでよく見るやつだ!

(コードブルーめっちゃみてた。)


と思う余裕はあり。


少し朦朧としながら無事成功した事などを聞き、そのまま病室へうつるためのベッドにうつされ。


いちっにっさんっ!!

ってやつも初体験しました。


手術室を出たところで、入室前まで一緒にいた看護師さんと再会。



エマ「ね〜、やっぱりお腹空いてるよ〜...」


看護師さん「えっ(´・ω・`;)」


無事フラグ回収。


看護師さんびっくりしてた。

なんならちょっと引いてた気もする。


オペ看?と呼ばれる方たちは普通に笑ってた。

めっちゃ和やかな雰囲気に包まれながら私は病室へと帰りました...


病室には夫と、私の母と祖母が待機。


元々痛みに強い私ですが、その時は麻酔も効いてたので全然痛みは感じないし、少し眠いかなぁってくらいで。

それよりも、


エマ「枕っていつになったら使えますか」


こればっかり聞いてた。

口を開けば枕枕と本当にうるさかったと思います、申し訳ない...。


付き添いいたら寝られないだろうから、と3人は即帰り、

私も早く枕OKになって欲しいので頑張って寝ることに。


数時間後、まだ枕はOKにならない時間に目が覚め、いろいろくっついてる手を必死に動かしてLINEを確認。


妹からのLINE...


「おつかれー。子宮取ってかわいそうだけど全然痛そうじゃなかったってお母さん言ってた」



うちの家族、なんかおかしい気がする。


確かにこの時は全く痛くなかった。

全然平気なまま退院できると思ってた。




がしかし、

翌日からとてつもなく痛い目をみるである.....



~術後1番大変だった事へ続く~

子宮全摘〜円錐切除の病理結果と即決〜

円錐切除の一泊入院から無事退院し、

特に痛みとかもなく結果待ちの2週間。


病理検査の結果、


断端にCIN3。

高度異形成。


切り取った子宮側でCIN3が出たわけで、


そこで綺麗に全て取り切れているかもしれない。

まだ奥にCIN3があるかもしれない。


との話で、選択肢としては



①もう一度円錐切除をする

②定期的に子宮頸がん検診をして様子を見る

③子宮全摘



の3つでした。


先生「エマさんはまだ30歳なので、子宮を取るという選択はする必要はないと思うのですが、この先どういう治療をしたいか希望はありますか?」



エマ「子宮取ってください」



先生「あの、えっと、エマさんまだ30歳だからね?こんな事言うのあれかもしれないけど第2の人生とかってなった時にね?

その人の子供産みたいと思っても産めないのよ?」



先生、私たち夫婦そんなに離婚しそうに見えましたか...。

どうやら以前、30ちょいで同じ決断をして子宮を取った方が数年後に、なぜあの時止めてくれなかったのか!となったそうで...


でもとりあえず、癌ではないにしても年数かけて癌になるかもしれない細胞があるのであれば

取ってしまいたい、


生理痛が重い、PMSが酷いのにももう耐えられない事を伝えたところ、



先生「とりあえず、旦那さんにもちゃんと相談して、1週間後にもう一度お話しましょう」


という事になりました。



ちなみに夜、仕事から帰宅した夫には


エマ「子宮取るから〜」


夫「...おぉ」


ってな感じで報告して終了。

それ以外、なにも会話なし...

これは確かに離婚しそうと思われても致し方がないのか...?




~手術前日から当日へ続く~

子宮全摘~円錐切除の手術~

円錐切除の手術は脊椎麻酔で行うため、当日の朝入院でした。

(手術はその日の13時から予定)


麻酔の説明はこの用紙を頂きました。



前日の夜9時以降食べるの禁止。

当日朝7時以降飲むの禁止。


食べちゃダメ!飲んじゃダメ!と言われると人間て食べたい、飲みたい欲がでますよね...


入院して着替えたり点滴いれたりしている中、

飲食禁止の私のそばで

お菓子ボリボリ。

コーヒーを優雅に...。

本気で夫に殺意が芽生えましたョ。

頼むから帰ってくれ、1人で大丈夫だから、とすら...


世の旦那さんはこんな事しないと思いますが、もし付き添う予定のある方は飲食はやめてあげて欲しいです...。

(うちの夫は私が出産の際にもいろいろやらかしているので、のちのちその話も書こうかと思いますᕕ( ᐛ )ᕗ)


脊椎麻酔ははじめての経験で、意識はちゃんとあるとの事。


体をぐっと丸くして芋虫みたいな体勢になり、背中から麻酔を...。


めっちゃ痛い、と聞いていましたが、我慢できないほどではない。

よっぽど陣痛のが痛いし、なんなら腎盂腎炎の時のトイレの方が悶絶した。


あと坐骨神経痛でトイレから立ち上がる時の方がしんどかった。

ってくらいの痛みレベルでした。


どちらかというと針?を刺す時よりも、針をぐっと押された時の方が鈍痛があった感じです。


すぐに麻酔が効いてきたのはいいのですが、下半身、という割に胸のあたりまで感覚がなくなった事にびっくり。


というかとてつもなく息苦しい...


苦しい事を伝えると、酸素マスクをしてもらえて少し楽にはなりました。


が...

ここからがしんどかった。


もーとにかく気持ち悪い。

とんでもなく気持ち悪い。

このまま意識飛ばしたいって思うのに意識がちゃんとあるのが本当にきつい。


脊椎麻酔で気持ち悪くなるのは、若い人によくあるんだそうです。

(※エマ、30歳。)


気持ち悪すぎて腕を動かさずにはいられない状態で、吐きたくても吐けない、楽な体勢にもなれない。


耐えられない!!


吐き気止めを点滴から入れてもらい、

意識が朦朧としていたので、きっと眠くなる薬も入れてもらえたんだと思います。


肩を叩かれて意識がハッキリとし、無事手術が終わったと聞いて一安心。


先生「あ、切り取った部分見ますか?」


エマ「見ます!」


即答です。

好奇心です。


見た感じはすごくプルンプルンしていて、

なんか、UFOみたいな形をしてました。


UFOみたことないけど。(´>∀<`)ゝ


そのまま翌日には退院予定で、病院によっては当日帰れるところもあるそうです。



~円錐切除の病理結果と即決へ続く~