エマの全力テキトー育児奮闘記

3児の育児に奮闘するエマの日常

祖父~転移から肺の組織検査~

5年前に悪性リンパ腫で抗がん剤治療をした祖父。


抗がん剤治療、私はした事がないので適当な事は言えませんが本当に辛かったそうで。


お見舞いも、辛くて人に当たるから来ないで欲しいと言われていたのでその時はお見舞いは控えていました。

子供たちが保育園で伝染病もらっている可能性もあったので、祖父に移してはいけないという気持ちもあったので。



そして5年後の検査で肺転移が見つかる。

まさか...でした。家族全員。


まずは肺の組織検査をする、との事で

祖母が1人で付き添うと。


私は知っている。

祖父は我慢ができない、動かないといられない人である。

昔別件で手術した時も動きたくて大暴れしたのである。


本来は私ではなく叔母か私の母が付き添うべきなのかもですが、予定が合わず

私が祖母と一緒に付き添う事になりました。


祖母も歳なので、説明なんかを私も一緒に聞いて他の家族に伝えれるように、

暴れた時に抑えれるように。


組織検査が終わり、祖父が待機部屋に戻ってきたのですが


予想通りやっぱり暴れる。


祖父「つらい...息ができん...」


エマ「つらかったね〜、頑張ったね〜、でも動くともっと痛くなっちゃうからもうちょっと大人しくしてようね〜」


って声をかけながら背中を優しくさすっていました。


人の体温って安心する事多くないですか?

もちろん看護師さんにはさすっていいかどうか確認取りました!!


その横で祖母は小言...(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…


今はやめてあげて〜と思いながらも、祖母も不安でしかたないんですよね。


ただこの状況で喧嘩されても双方にとってよくないので、


エマ「紅茶飲みたくなっちゃった〜」


必殺バカなフリして甘える!


祖母「じーちゃんのお茶も一緒に買ってくるわね!」


引き離し成功。

多分迷うから戻ってくるまでに時間かかるはず...



帰りに病院内の喫茶店でこれ食べよう〜と思いながら祖父の背中をさすり続けると、ようやく寝てくれました。


その後起き上がる事もでき、昼食が。


痛くて食べれないかな?と思いましたが、


「うまい!今まで食べた飯で1番うまい!」


と祖父。


祖母、苦笑い。

私も苦笑い。


それだけ食べれるなら大丈夫だね!


と思ったのもつかの間、


病室へ戻るとまた痛みが。


楽になれる体勢を一緒に探しながら背中をさすること1時間。


途中、私が看護師さんに話したい事が(痛み止めはききませんか?など)あったので祖母に背中さするの変わってもらったのですが、


(  '-' )ノシ))`-' )ばんばんばん!!!


それ、叩いてるよね...?(`・ω・´;)



って感じだったのでそれ以降はずっと私がさすりました。

喧嘩しそうだったので...



結局2時間ほどで痛みは落ち着きました。



祖父「おまえまだおったか!帰っていいぞ!」


!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?


今まで誰に背中さすられてると思ってたの?プル(((( ’ω’ ))))プル



祖父、かなりガタイがいいので(筋肉もそうですが体重が結構ある...)

立ち上がりなどの補助がかなり大変でした。


祖母では絶対無理だったな、と。



昔から私は祖父母っ子だったので、こういう時付き添えて本当に良かったなと思います。


帰っていいぞ!ってキョトン顔で言われちゃったけど気にしない( ´-ω- )フッ